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IoT的視点でみるArduino vs. Rasberry Pi

最近、お客様を訪問すると、「ArduinoとRasberry Piはどう違うの?」と質問されることが多くなりましたので、独断と偏見にて簡単にお答えします。

いわゆる、シングルボードコンピュータといえば、Arduino, Rasberry Pi, DragonBoard, Freedom, NUC, BagleBone, Nucleo, GR-PEACH/SAKURA, Armadillo, Edison/Galielo2, Lazuriteなどいろんな種類があります。その中でも世界的に数百万枚以上出荷されているのは、ArduinoRasberry Piの2つが圧倒的なシェアを誇っています。

昨年始め、米国ラスベガスで開催されたCES (Consumer Electronics Show)では、インテルが初めて自社CPUを搭載したArduino互換のGenuinoというシングルボードコンピュータを発表し、日本でも昨年3月から出荷されました。

◆Intel版Arduino 101 「Genuino」


あのCPU最大手のインテルが、シングルボードコンピュータに乗り出したかと当時は少し驚きました!そして、GenuinoにはBLE機能が標準搭載されています。このArduinoと市場を競っているRasberry Piは、後発ながらリッチな画像処理やHDMIなどデジタルテレビとのインターフェースをボード上に標準搭載するなど、いままでLinux OSとパソコンを搭載したアプライアンスPC市場をも浸食してマーケットを拡大しています。


◆Rasberry Pi


◆この2つのシングルボードコンピュータを比較してみると



な感じで整理できます。

IoTシステムを構築する上で、この2つのシングルボードコンピュータをみると、それぞれに向き不向きがあります。 

◆Arduinoのメリットとデメリット
○センサー類と接続しIoTシステムを構築する際オープンソースハードウェアである基盤データをも修正し開発可能
×いわゆるグラフィック周りの仕様はほとんど考慮されていない

◆Rasberry Piのメリットとデメリット
○Windowsパソコンで実現したほとんどの機能は、3000円前後のRasberry Piで対応できる
×組み込み系のモジュールなど低消費電力を意識したデバイスには向かない

今年はじめCES 2017で、Arduino開発元社長が展示会のプレゼンでArduino商品をアピールする際に、LoRaシールドを取り出し説明していました。



ちなみに当社パートナーのDragino社では、ArduinoおよびRasberry Pi用LoRa GPS機能付きシールドを発売しています。

◆Dragino社Arduino用LoRa GPS機能付きシールド




◆Dragino社Rasberry Pi用LoRa GPS機能付きシールド




また、日本ではあまり知られてないようですが、東日本大震災が起こり、まもなく、米国MIT Medai Labの所長である伊藤嬢一氏らが、原発付近にガイガーカウンターを敷き詰め、市民による草の根ネットワーク SAFECAST。このガイガーカウンターbGeigie Nanoは、Arduinoをベースにデザインされています。


Safecast MiniDoc | by Adrian Storey from Safecast on Vimeo.









*SAFECASTが開発したArduinoベース・ガイガーカウンターはDYIキットが$600で販売中

https://shop.kithub.cc/collections/environmental-monitoring-kits/products/safecast-bgeigie-nano

*SAFECASTの福島原発付近の放射線マップ

http://safecast.jp/maps/

Rasbery Piに比べて計算能力は乏しく感じるArduinoですが、ガイガーカウンタ用センサーとGPSとWiFi機能でこんなことが実現できるのです! SAFECAST事例は、最高のスマートシティ ユースケースだと思います。




◆Dragino LoRa IoTキットのプレゼン動画



◆詳細はこちらから.
↓↓↓↓↓↓
http://www.crijapan.jp/index.php/ja/iotgateway.html

■IoTゲートウェイカタログをダウンロード
  ↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/IoTGateway_catalog.pdf



■Dragino社LoRaWAN対応IoTゲートウェイ
・SEMTECH社LoRa通信チップ搭載したIoTゲートウェイ LG01-JP




■LoRaWAN対応センサーノード LoRa mini 表





■LoRaWAN対応センサーノードLoRa mini 裏



■LoRaWAN対応センサーノードLoRa miniをArduino IDE互換開発PCBに装着している様子








■LoRa mini用着脱可能なテストユーティティ
Arduino IDEで開発したさまざまなセンサー制御プログラムをLoRa mini本体にロードするためのテストユーティリティ




■「LoRa」導入ガイド―「IoT」「LoRa」の仕組みから、「IoTアプリケーション」の実例までのLoRa入門書


A5判  160ページ 定価 2,484円(本体2,300円)
ISBN978-4-7775-1972-9 C3004 2300円
2016年 9月28日 工学社より全国書店にて発売!
◆工学社のサイト
↓↓↓↓↓↓↓

https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-1972-9






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Author:吉田秀利
はじめまして!友人から教えてもらったオープンソースを仕事にいかしています。Tips&Tricksをご紹介します。

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