ビーコンメーカーとBluetooth 4.2コア仕様策定メンバーの関係

先日 販売代理店の営業の方から

1. どのビーコン端末を使ったら間違いないか?
2. 日本でTronをつかったiBeaconのような規格があるがこれは主流なのか?

という2つの質問をいただきました。2つは少しニュアンスが違いますが、スマホをつかったビーコンサービスという意味では、Apple iBeaconが現在主流であり、Googleが発表したEddystoneが普及するにはもう少し時間がかかると思いますとお答えし、この2つをサポートすることが重要だと答えました。

そして国内で開発されたビーコン規格、これはデファクトスタンダードになる可能性はゼロですとお答えしました。

理由は、残念ながらスマホに搭載されているBLE(Bluetooth Light Energy)チップセットは、下記のBluetooth SIGのコア仕様決定メンバーで決められているからです。日本製スマホOSが普及していれば可能性は少しありますが、スマホ市場をみる限り、AppleとGoogleが絶対的市場覇者です。 この2大OSメーカーが日本の技術を採用するとは思えません。

私も少し関わりましたが、JAXAが開発したIMESチップセットと米国QualcommのGPSチップセットと同じ関係です。IMESチップセットは未だスマホに搭載されていません。

下記サイトが、Bluetooth 4.2コア仕様作成メンバーのリストです。

http://www.bluetooth.com/SiteCollectionDocuments/4-2/meet-the-team.aspx





Apple, Qualcomm(Gimbalとして分離独立)、Nordic semiconductor, Broadcom, Intelなど錚々たるメンバー企業が参入しています。 ちなみにiPhoneに搭載されているBluetoothチップセットは、 Broadcom製BCM43XXシリーズと言われています。




興味深いビーコンメーカー向け供給チップセットおよびバッテリー寿命に関する技術検証レポートが公開されています。

http://www.aislelabs.com/reports/beacon-guide/#conc





*実は iBeacon用BLEビーコン端末は、現在のところわずか4社のチップメーカーしかありません。

1. Texas Instruments社
2. Nordic Semiconductor社
3. Bluegiga(Sillcon Labs子会社)
4. Gimbal (Qualcommより分離独立)





Gimbalのバッテリーパフォーマンスが悪いのは、AppleのiBeaconが, 650msec. のインターバルでアドバタイズするのに対して、Gimbalチップは100msec.の固定インターバルで設計されたからのようです。


iBeaconレンジの定義(距離と電波強度)は、下記のような数値を目安としています。


*ベストBLEビーコン端末に選ばれた商品











上記のBLEビーコン端末でバッテリー駆動などを考慮するとNordic SemiconductorのBLEチップセットの性能がとてもいい印象をうけます。

BLEビーコン端末を長くつかってo2oサービスなどに利用する場合、知識としてどのチップセットつかっているか?などを考慮する必要があります。あとあと問題なく様々なサービス運用できるからです。 また、Googleは、現在、Bluetoothチップセットメーカーやビーコン端末メーカーにEddystoneの移植を働きかけているという話しが聞こえております。

ご参考までに。

◆Onyx Beacon がProximity Solution Provider世界ランク第4位を獲得!

http://joomlaweb.blog117.fc2.com/blog-entry-496.html

スポンサーサイト

iBeaconアプリ開発ガイドの発売

ながらくお待たせしました。昨日8月19日に「iBeaconアプリ開発ガイド」が発売となりました。 書籍化にあたり、さまざまな人にご援助いただきまして心から感謝しております。

専門書なので大ヒットになる可能性はありませんが、日ごろ、ウェブサイト制作やアプリ開発提案するような方、あるいはこれから実店舗をo2oサービスをとりいれて活性化したい方などには手軽にネイティブアプリが制作できるようなノウハウを公開しましたので、ぜひ本屋さんで手に取っていただけたらとおもいます。

本日夕方、たまたま新宿で打ち合わせが早く終了したため、新宿駅西口そばのビッグカメラの書籍フロアに入り、”スマートフォンアプリ開発”コーナーで昨日入荷された「iBeaconアプリ開発ガイド」を発見しましたので、スマホで撮影しました。




また下記にて本日MLしました内容を転載します。

========================================================================================================
iBeaconアプリ開発ガイド

 2013年9月AppleからリリースされたiBeaconも早2年が経過し、さまざまな業界で実証実験を経てスマホとビーコン端末を使ったo2oサービスが成長期へ移行しようとしています。 さらに2015年7月14日GoogleからiBeaconの対抗策としてEddystoneが発表されました。

 今後、スマホを使ったo2oサービスを展開する上でAppleのiBeaconとGoogleのEddystoneは、無視できない存在となってきました。 そこで、2015年8月19日に工学社のご協力を得て「iBeaconアプリ開発ガイド」という題名の書籍を発売することとなりました。

 本書は、iBeaconの仕組みや使うシーンを理解し、誰でも簡単にiBeacon対応アプリが開発できる指南書として執筆致しました。これを機会にご購入ご検討いただければ幸いです。

 下記より「iBeaconアプリ開発ガイド」の内容をご参照ください。
          ↓↓↓

https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-1907-1



========================================================================================================

これを機会にご検討の程、よろしくお願いもうしあげます。

 吉田秀利 拝

日本一広い「ドトール」店内でヒートマップ機能を試す!


昨年末オープンした、北海道を本拠とする書籍とキャラクターグッズ大型店舗「コーチャンフォー=Coach&Four」、東京進出第一号店の稲城若葉台店。 今年は毎日暑いこともあり、コーチャンフォーと併設されたコーヒーチェーン店「ドトール」で仕事をすることが多いのです。 この「ドトール」ですが数ある「ドトール」チェーン店の中でも日本一の広い客席数を誇るようです。



http://www.coachandfour-wakabadai.jp/



「コーチャンフォー」と建物は同じで間仕切り区分けされています。



「ドトール」店内はゆうに100席を越える客席数、場所がら若葉台は、子育て世代が多いため真ん中に子供の遊び場席が設置されてます。



「ドトール」店内は電源アダプターの届く席がお店の両端に2カ所あります。店内では、PCを机の上において仕事をしているテレワーク主婦?が多いです。



OnyxBeacon製BLEビーコン端末、”Beacon One”, ”Beacon Enterprise”を店内の4隅に置いて、OnyxBeacon SDKを導入ビルドした観光アプリとを導入したiPhoneとiPadを持ちながら、店内を移動してみました。



まず最初にお店に入口に置いたBLEビーコン端末が反応して近接している様子がOnyxBeacon CMS管理画面から判断できます。



最終的に2人それそれiPhoneとiPadをもちながら、「ドトール」店内を歩きました。BLEビーコン端末に2人が近接するとヒートマップ図の色が緑色から赤色に変化していくのが判断できます。これは、BLEビーコン端末にアプリをいれたiPhoneやiPadが多く近寄っていることを意味します。



OnyxBeacon社が無料で提供するSDKをアプリに組み込み、BLEビーコン端末を設置することでiBeaconベースのお客様の店内動態分析が、ヒートマップという新機能で見える化が実現できます。もちろん、それぞれのビーコンによって関連したクーポンを近接したお客様のスマホに配信することもできます。ヒートマップは”Cumulative”という累計ヒートマップデータを時系列で保存することができるよう設計されています。

■OnyxBeacon CMSの説明資料


■OnyxBeacon CMS新機能=ヒートマップの説明


ビーコン市場が活況を呈してきました!

ABI Rearchという米国でも著名な調査会社によると2020年までにBLEビーコンの出荷数は年間4億個まで拡大し、それに附随するサービスの売上は年間1,000億円まで膨らむという調査結果です。

インストア分析ソフト会社やビーコンベンチャーに投資ファウンドが数十億円投資したというのは、よく耳にしていました。 やはり、GoogleのEddystoneリリース発表から、モバイルOSメーカーであるAppleとGoogleの主戦場がビーコンおよびIoTにまで拡大した感があります。

*BLE Beacon Shipments Break 400 Million in 2020 by ABI Research

https://www.abiresearch.com/press/ble-beacon-shipments-break-400-million-in-2020/




*Moving Advertising Beyond Beacons

http://www.mediapost.com/publications/article/255535/moving-advertising-beyond-beacons.html



また非常に興味深い、ビーコンと広告に関する投稿記事がありましたので翻訳しました。

=================================================================================================

ビーコンを越えて広告へ動く

IoTを経由してマーケティングや広告というのは今が旬です。最も顕著で明らかなIoTの現在の実装はビーコンです。

小売業者は、商品に近ずいたお客様にあるブランドのメッセージを配信する広告プラットフォームとして、ビーコンを店内に設置して活用しています。小売業者はビーコンの実証実験を経験しながら、広告を推進する技術を提供する会社が舞台裏でノウハウを蓄積しています。

一方、ビーコン技術の革新は続いているのです。

例えば、Googleが最近発表した新しい技術「Eddystone」は、ビーコンのオープンスタンダードであり、劇的にビーコン活用が展開されていくことでしょう。

あるビーコンメーカーは、今週、電源供給付きのビーコン端末を発表しました。ビーコンの電池交換の問題が解決され、すでにこの機能をもっているビーコンメーカーの仲間入りをはたしました。

さらにセンサーベースの機能がビーコンと一緒に開発されています。

スタートアップベンチャーのある会社は、表面のバイブレーションパターンを検知する加速度センサーを組み込んだ商品です。表面の人によるノックパターンを検出します。そうするとWiFiが動作してノックパターンをクラウドに送り、それに応じて適当なリアクションを決定するのです。


広告やメッセージという観点からすると、レストランのテーブルであるタップをするとそれがトリガーとなってスマートフォンにメッセージが配信される。

ポイントはインターラクティブデバイスとなるその表面です。それはアクションを要求する消費者が利用するものです。

センサーはあらゆるところで、大量に活用され、お客様にリーチするための新しいインターラクティブなプラットフォームになります。

今、まさにそのプラットフォームを活用するために作業する時間なのです。

それ言葉を変えるとプラットフォームではなく、(サービス提供者からお客様にへの)メッセージングなのです。

=================================================================================================

*iBeacon顧客動態分析サービス OnyxBeacon CMS説明資料



カレンダー
07 | 2015/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

吉田秀利

Author:吉田秀利
はじめまして!友人から教えてもらったオープンソースを仕事にいかしています。Tips&Tricksをご紹介します。

「世界最大LoRaWANコミュニティThe Things Network」

詳細はこちらから...

「The Things Network」

詳細はこちらから...

「LoRa導入ガイド」

詳細はこちらから...

「iBeaconアプリ開発ガイド」

詳細はこちらから...

crijapan

http://www.crijapan.jp

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
ネイティブスマホアプリが簡単にできる!
クラウドPBX Voipditto.com
オープンソース執筆本

 オープンソースツール執筆本: 

Trixbox実績ガイドブック