FC2ブログ

衛星・LoRaネットワークを利用した安価な計測システムの構築

2018年8月16日、世界最大のLoRaWANコミュニティ - The Things Networkは、LoRaWAN specification v1.1xに正式対応しました。セキュリティの強化、ジョインサーバを使いながら他のLoRaWANネットワークオペレータとのローミング【TTN有料版TTIのみ適用】、そしてLoRaデバイスクラスBによるビーコン機能などが実現が可能になりました。

*LoRaWAN specificaiton v1.1について
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://joomlaweb.blog117.fc2.com/blog-entry-725.html

先週土曜日9月1日災害の日に「NHKスペシャル MEGAQUAKE「南海トラフ巨大地震 “Xデー”に備えろ」では来るべき国難ともいえる南海トラフと巨大地震について特集していました。

下記内容は、和歌山大学国土交通省大規模土砂災害対策技術センターによる衛星・LoRaネットワークを利用した安価な計測システム構築に関するホワイトペーパーです。

現在、新しい長距離通信技術であるLoRaが全世界に普及しています。 このような実験が日本でも実を結び、巨大地震時1人でも命が救われることを心から祈る次第です。





衛星・LoRaネットワークを利用した安価な計測システムの構築


1. はじめに

 電子通信技術の発展と省電力化の推進により、既に市街地においては様々な通信環境を利用したIoT(Internet of Things)によるICT(情報通信技術)が発達し、M2M(Machine to Machine 機械間による情報伝達)によりBig Dataが収集されるシステムが急速に構築されつつある。収集されたデータは即座にインターネット上のクラウドサーバに集積され、データをモバイル端末等用いた検索閲覧するシステムも併せて構築されており、データ利用が進められている。
 
 しかし土砂災害や洪水等の発生現場となる山間部においては、街中のようにインターネットに接続された無線LAN(Wi-Fi)網や携帯電話網も使用することが出来ないことが多い。そのため、多くのセンサによりきめ細やかな情報収集を行い、防災 / 減災のための一助とすることが出来ていない。加えて、風雨にさらされる耐候性が求められる野外現場において、安価で利用可能なIoT端末も普及していない。
 
そこで本研究ではインターネット回線と接続するために衛星や新たな地上ネットワークを利用実証を行う事、また耐候性を持つ安価で利用可能なIoT端末を開発、現場にて実証することを目的とした。

図 1 低軌道衛星を使った場合の機器構成





2. 衛星通信網の利用実証

 通常の通信回線が整備されていない山間部等において、市街地と同様の広帯域の通信手段を利用する場合は高コストの整備費用を必要とする。これまでは通信のみならず堅牢で高価な地上観測装置を利用してきたため、設置出来る箇所・個数が限られていた。そのため、万が一の機器不良の場合に比較データが無く、大雨発生時には人手により危険な現場視察を行う必要があり、犠牲者が出る事もあった。そこで本研究では広帯域を諦め、減災活動のために必要最小限の情報量を厳選し送信する狭帯域通信を利用することとして、システム構築を行った。
 
 また山間部での通信インフラのイニシャルコスト・ランニングコストの低減を目指し、衛星の利用実証を行った。
 
 従来のシステムでは、地球から遠く離れた静止軌道(地球からの距離約36,000km)上に位置する通信衛星に対して、大出力で広帯域の通信を実施していた。そのため、送信機には大電力が必要であり、大型の発電機を設置・運営する必要があった。このようなケースでは毎日の給油作業が必要不可欠であり、ランニングコストを高める一因ともなっていた。そこで本研究では低軌道(地球からの距離数百km)を周回する衛星を利用する事で通信距離を低減し、30cm角サイズの太陽電池+自動車用の12Vバッテリーのみを使った連続運用に成功した。

図 2 静止衛星を利用した場合の通信機器


 一方、近年では海外諸国でもIoTに関する関心が高い。そのため静止衛星ではあるがIoTへの利用を念頭に置き、衛星側に巨大なアンテナを利用する事で地上側からは低出力で通信が可能なシステムの構築が進んでいる。また低軌道衛星を使った本研究での連続実証試験でも、衛星位置が変わることで通信のための補足等が出来ない事も一つの原因と考えられるトラブルで、データ転送に欠損が生じることがあった。そこで本研究でも大アンテナを有する静止衛星を利用し、低軌道衛星の場合と同様の電力構成で通信が可能か、確認試験を行い、良好な通信環境が得られることを実証することが出来た。


3. IoT端末の開発

 衛星を使った低コスト・省電力のシステムでは、現時点では地上送信機は一台ずつ衛星通信のための免許申請が必要で有り、IoTが目指すような多量のセンサネットワーク構築には不向きである。衛星免許が不要となる衛星を利用したIoTシステムの構築も進められているが、まだ実用段階には至っていない。そこで本研究では、安価なWi-Fi利用可能なワンチップPCを利用し、衛星通信機の廻りにローカルなネットワークを構築、データを集約して衛星に送信するIoT端末を開発した。

図 3  WiFi通信機能を搭載したIoT端末


 本端末は従来のインターネットに接続されたWi-Fi環境でも利用することが出来るため、都市部等でも利用可能である。またセンサーを除いて電源(5×10cmサイズの太陽電池パネルと単三電池サイズの充電池により連続利用可能)で1万円以下で供給が可能で有り、低コスト化にも成功している。
 一方、近年では省電力ではあるが長距離通信が可能である無線通信手段であるLoRaを使ったチップも使われるようになってきた。LoRaは見通しが良ければ1~2kmの通信が可能とされており、本件九チームでは成層圏気球に搭載し、100kmを越える双方向通信にも成功している。このような長距離通信を中継機(構造的には他IoT端末と同じシステムで利用出来る)を置くことで、山間部からインターネット環境のある市街地まで安価な通信網を構築する事が出来る。そこで本研究ではLoRaを搭載したチップを利用したIoT端末(中継機能にも別に対応させることも可能)の開発を行った(図-4)また河川の水位計、あるいは崖崩れ等が予測される地点で傾斜計による計測実証を実施した(図-5)。いずれも単体で、見通しにもよるが通信距離は1km程度可能であることが確認出来た。またセンサーをいたコストも2万円以下で供給可能であり、低コスト化にも成功している。また併せて、ローカルなネットワーク上にも計測データを集約させるエッジサーバを置くことにも成功しており、万が一インターネット回線が切断されてもローカルにはセンサ情報を閲覧することが可能である。
 
図 4  LoRa通信機能を搭載したIoTセンサー端末


図 5 水位計ならびに傾斜計設置例



5. おわりに

 本研究で実証された衛星通信網、およびIoT端末を使う事で、従来の遠隔計測機とくらべると1/10~1/100程度のコストで計測端末を構築、通信ネットワークを確立することが出来た。またエッジサーバも併せて利用する事で、極めて抗たん性の高い低コストなシステムを構築する事が可能である。今後、多くの現場で利用される事が期待される。


和歌山大学 秋山演亮
和歌山大学 山口耕司
国土交通省大規模土砂災害対策技術センター 吉村元吾
国土交通省大規模土砂災害対策技術センター 菅原寬明
国土交通省大規模土砂災害対策技術センター 田中健貴




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
災害ネットワークにLoRaテクノロジーを活用 - Sensor Network様






以上






■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う  新刊本好評発売中!


Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)


*工学社新刊本リンク先
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5


■LoRaWANサクセスキット

↓↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/LoRaWAN_Success_Kit.pdf



LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
◆オープンウェーブお問い合わせページ
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.openwave.co.jp/inquiry/




◆詳細はこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/






Amazon社AWS部門ソリューションアーキテクト・ディレクターMatt YanchyshynによるThe Things NetworkのB2B版であるThe Things Industriesの現地取材によるユースケースレポートです。 


The Things Industriesサイトはこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsindustries.com




スポンサーサイト

災害予測に衛星データ活用

2週間前のブログでご紹介させていただきましたSensor Netowork様の事例。 河川の洪水事前に察知するために、上流部、中流部に超音波センサ+LoRaノードを使いながら、水位を常時監視する仕組み。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
災害ネットワークにLoRaテクノロジーを活用 - Sensor Network様


今週月曜日((2018.7.23)の読売新聞夕刊の一面に興味深い記事が載っていましたのでご紹介します。



災害予測に衛星データ

雨量・地形変化 AIが解析


----------------------------------------------------------------------

総務省は人口衛星と地上のデータを組み合わせて災害を予測するシステづくりに乗り出す。崖崩れや川の氾濫などが起きそうな地点を24時間体制で観測し、地形や雨量などの変化を人工知能(AI)で解析する。災害の予兆をとらえれば、自治体を通じて住民に早期避難を呼びかける。 2020年度の実用化を目指す。

新たなシステムは、衛星データの活用策を検討してきた総務省の有識者会議(主査・中須賀真一東大教授)が今月4日、提案した。

これを受け、総務省は19年度予算の概要要求で事業費を計上し、国土交通省や気象庁などと協力して具体化を進めることにした。

新システムでは、自治外が作っているハザードマップ(被害予測地図)などを参考に、災害に見舞われそうな場所を監視地点としてあらかじめ選びだしておく。

そのうえで、雨量や地中の状況を把握するセンサーを現地に置き、準天頂衛星「みちびき」から1時間に一回程度観測して、雨量や土壌に含まれる水量、地形などの変化を追う。これらのデータを気象情報をAIで解析し、災害の危険性を予測するという流れだ。

新システムを使えば、災害の発生をピンポイントで高精度に予測できるため、自治外が地元住民向けの警報や避難指示を効果的に出せるようになる。

総務省幹部は「宇宙からの目で災害から住民の命を守り、社会基盤の耐震化など災害に強いまちづくりを目指したい」と語る。

西日本豪雨では、記録的な大雨が集中的に降ったため、土砂崩れや川の氾濫が起き、200人を越える死者・行方不明者を出す惨事につながった。国や自治体にとって、災害予測をどう向上させるかが大きな課題となっている。





この記事内で衛星データ活用を総務省に提案された東大中須賀教授、安倍総理、Sensor Network山口理事!!!
----------------------------------------------------------------------

今年2月にアムステルダムで開催されたThe Things Conferenceでは、既に低軌道衛星からLoRaWANサーバーを経由して実際に双方通信しているデモが、Keynoteセッションと会議前にデモンストレーションエリアで実際に見ることができました。

この事業をドライブするには、LoRaテクノロジーを発明したNicolas SorninさんとThe Things NetworkネットワークアーキテクトのThomas Telkrampさんです。 今年8月から欧州のキャリアがサービス展開しているLoRaWANネットワークとこの衛星通信を繋いでローミングの実証実験して、9月からサービスローンチとなります。

ご参考までにThomas TelkrampさんのKeynote動画をご紹介します。 日本でもThe Things NetworkのローカルハブとなるPublic Clusterを構築できればと思っています。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓
低軌道衛星(CubeSat)とLoRaWAN (The Things Network) をつなぐ

↓↓↓↓↓↓↓↓↓
The Things Conference - LoRaWANに関する2つの新技術



最後に、

日本列島は、巨大地震がいつ起こるかわからない状況です。 衛星と地上に災害時に強いネットワークを構築して甚大な被害を生まない仕組みつくりが即刻望まれます!








以上







■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う  新刊本好評発売中!


Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)


*工学社新刊本リンク先
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5


■LoRaWANサクセスキット

↓↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/LoRaWAN_Success_Kit.pdf



LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
◆オープンウェーブお問い合わせページ
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.openwave.co.jp/inquiry/




◆詳細はこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/






Amazon社AWS部門ソリューションアーキテクト・ディレクターMatt YanchyshynによるThe Things NetworkのB2B版であるThe Things Industriesの現地取材によるユースケースレポートです。 


The Things Industriesサイトはこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsindustries.com



災害ネットワークにLoRaテクノロジーを活用 - Sensor Network様

先週末、西日本に豪雨をもたらした被害は7月11日、さらに拡大して13府県で死者は175人、行方不明や連絡を取れない人は61人となりました。国土交通省の同日午後1時までのまとめでは、全国で計483件の土砂災害が起きたことが判明。現場の確認が進めば、さらに増える可能性があるとのことです。

今回の豪雨は、非常に広域、夜中に集中豪雨が降ったことで被害が拡大しました。堤防が複数箇所で崩れ、街に濁流が流れ家の2階ほどの高さまで水位が届き浸水しました。

災害で亡くなられた方のご冥福を心からお祈りもうしあげます。合掌。

災害時にLoRaを活用したソリューションを提供されているSensor Network Consortium様をご紹介させていただきます。

元々、和歌山大學の航空宇宙工学 秋山教授を中心したNPO Sensor Network Consortium様。 オリジナルセンサノードである-「あひるセンサー」は、Sensor Network Consortiumの山口様らが開発設計されています。

河川の急な氾濫で緊急事態に陥った場合、あらかじめ上流部分にLoRaセンサーを設置し、川の水位を常時遠隔監視します。LoRaセンサーからゲートウェイまでは、LoRa無線を経由し、ビルの屋上に設置されたゲートウェイから有線でインターネット接続されています。





















*データペイロードは、水位、温度湿度と気圧を取得し常時監視されています。



*現在は、日本各地の河川で常時監視されています。



*Sensor Network様の特筆すべきサービスは、宇宙航空学の専門家集団でもあるために衛星通信とLoRaネットワークを連携させることも視野にいれられています。直下型地震や大津波など大震災時でも機能することが期待されます。






*Sensor Network様の設計思想がよく解る動画、Facebookでそのまま動画をご参照いただけます。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.facebook.com/SensorNetworkJP/videos/589184538112506/

*Sensor Network様が熊本県山江村で設置された総務省プロジェクト



最後に

上述のような低消費型LoRaネットワークが、直下地震など大災害時の二次バックアップ機能として日本全国の自治体で使われることを祈って!!!


追記: Twitterに写真投稿したら、さっそくイギリスでThe Things Networkを使い洪水管理システムを手掛けるBenさんから質問がきました(笑い)



残念ながら、日本は電波利権のためか? ホワイトスペースといわれる利用されていないサブギガ電波帯の入札(電波オークション)が今だに施行されていません。 Benさんが立ち上げたイギリスOxfordのFlood Networkのバックホールは、通信キャリアによるインフラでなく、ホワイトスペース(空き地)によるバックグランドでThe Things NetworkをLoRaWANサーバーとしてネットワーク構築されています。






国土地理院が公開しているハザードマップと連携し河川氾濫の閾値を近隣の住民が見える化できていれば、今回の西日本豪雨で犠牲になった方は低減されたかもしれません...

↓↓↓↓↓↓↓↓
災害予測に衛星データ活用




以上






■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う  新刊本好評発売中!


Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)


*工学社新刊本リンク先
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5


■LoRaWANサクセスキット

↓↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/LoRaWAN_Success_Kit.pdf



LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
◆オープンウェーブお問い合わせページ
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.openwave.co.jp/inquiry/




◆詳細はこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/






Amazon社AWS部門ソリューションアーキテクト・ディレクターMatt YanchyshynによるThe Things NetworkのB2B版であるThe Things Industriesの現地取材によるユースケースレポートです。 


The Things Industriesサイトはこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsindustries.com





低軌道衛星(CubeSat)とLoRaWAN (The Things Network) をつなぐ

今日、FacebookニュースフィードをみたらSemtech社が下記の動画を紹介していました。

IoT Innovator's Challenge SX126x: Satelite Flood Early Warning for Nepal


IoT Innovator's Challenge SX126x: Satellite Flood Early Warning for Nepal from Rob on Vimeo

*衛星とLoRaWAN連携サービス、直下型大地震など防災IoTネットワークとして活用できますね!

この動画に出演しているRob Ryan-Silvaさんが、所属しているDAIというサイトを見ていると、どうも渋谷にあるSAFECASTと同じ雰囲気だったので、世の中には同じようなMaker Labサービスをやっているもんだ!という印象でした。

*DAIのMaker Labサイト
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.dai.com/our-work/solutions/dai-maker-lab

しかし、上のサイトに埋め込まれた動画サイトで、Rob Ryan-SilvaさんがSAFECASTのbGeigerを持って説明しているではないか!? 渋谷にあるSAFECAST事務所とあまりにも雰囲気が似ていたので、これで納得がいきました!

ここでいう、The Things Networkネットワークアーキテクト Thomas TelkampさんとLoRa発明者のNicolas Sorninさんも関わっている共同プロジェクト CubeSatとLoRaWANネットワークをつなぐサービス は、今年8月からサービスローンチ予定です。

CubeSatについて
CubeSat(キューブサット)は大学の研究室などが製作する数キログラム程度の小型人工衛星である。ピギーバック衛星として打ち上げられることを前提としており、打ち上げ費用を極力抑えることができる。2003年6月に世界初のCubeSatが打上げられた。

CubeSatの仕様は1999年にカリフォルニア・ポリテクニック州立大学(英語版)とスタンフォード大学が開発した。10×10×10 cmサイズ(重量1.33kg以下)のものを1U、20×10×10 cmサイズのものを2U、30×10×10 cmサイズのものを3Uと呼ぶ。CubeSatは、P-POD(Poly-PicoSatellite Orbital Deployer)などの衛星放出機構によって放出される。P-PODは、3Uサイズなら1機、1Uサイズなら3機を放出できる。

*ノルウェーのNCUBE2(1Uタイプ)


*掌に載るサイズ(10cm x 10cm x 10cm)


なお、日本のH-IIAロケットではJ-POD(JAXA-Picosatellite Orbital Deployer)と呼ばれる放出機構(1UサイズのCubeSat4機を搭載可能)を使用している。

CubeSatの打ち上げ一覧できます。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/CubeSat


また安価なCubeSatを低軌道上に多数展開して高頻度に地上を撮影することで、地球観測衛星の概念を覆そうとする商業用地球観測ネットワークの構築や、地球軌道を脱出させる構想もあり、CubeSatは急速に発展している。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
LoRa Geolocationサービスを利用できるか?




*地球から800-850km前後で周遊する衛星と地上のLoRaWAN基地局を直接通信します。



Lacuna spaceのビジネスモデル
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://lacuna.space/connection-plans/

草の根LoRaWANネットワークサービス - The Things Networkもこれからさらにパワフルになる予定です!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
The Things Conference - LoRaWANに関する2つの新技術


◆2018/2/1から2/3までオランダ・アムステルダムで開催されました「The Things Conference」レポートをDESIGNSPARKで投稿させていただきました! ご参照ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.rs-online.com/designspark/the-things-conference-report-jp




以上





■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う  新刊本好評発売中!


Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)


*工学社新刊本リンク先
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5


■LoRaWANサクセスキット

↓↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/LoRaWAN_Success_Kit.pdf



LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
◆オープンウェーブお問い合わせページ
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.openwave.co.jp/inquiry/




◆詳細はこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/






Amazon社AWS部門ソリューションアーキテクト・ディレクターMatt YanchyshynによるThe Things NetworkのB2B版であるThe Things Industriesの現地取材によるユースケースレポートです。 


The Things Industriesサイトはこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsindustries.com




衛星GPS(GNSS)からLoRaWANによるTDoAへの移行

2012年にある大手物流会社むけに提案した衛星GPSとスマートフォンをつかう配送トラックの位置測位システムの提案書の一部です。当時、日本で最大手の物流会社が、ある携帯キャリアが取り扱っていた海外製のスマートフォンを使うFleetサービスを導入した結果、大失敗しました。 この失策を横目で見ていたお客様である大手物流会社が、内製化を検討されて私の提案が採用されました。

当時は衛星GPS位置測位といえば、物流業界では、1台200万円程のドライブレコーダーが業界標準装置でした。 しかし、採用いただいた物流会社は自社所有のトラックは少なく、契約車(庸車という)を全国で1万台以上をかかえているため、ドライブレコーダーの設置はコスト的に不可能でした。そこで、物流会社がスマートフォンにソフトをいれて庸車に提供するということで実現した衛星GPS位置即位システムでした。

この物流会社向けGPSシステムを開発し、3種類のAndroidスマートフォンにアプリを導入して、山の手線を2周しながら各スマートフォンの位置測位精度を比較したりしました。(スマートフォンの水晶発振子(オシレータ―)の精度によりGPS衛星からの時間が微妙に違うため、位置測位精度がそれぞれのスマートフォンにより異なることがわかりました)



しかし、今日のあらゆる業界でのIoT化の波は盛り上がり、物流業界へも波及しています。



LoRaWANと言えば、米国ではガス供給サービス会社-SENETが有名ですが、COMCAST社が既に米国12都市でLoRaWANネットワークを構築しIoTサービスを展開中です。 サービスは多岐分野に渡り、サービス名称をMachineQと呼んでいるようです。

・医療(患者モニタリング、実験科学トラッキング)
・公益事業(リモートユーティリティメータリング)
・自動車(資産追跡、遠隔測定)
・スマートシティ(屋外照明、廃棄物管理、 ユーティリティグリッド監視)

*COMCAST MachineQの参考記事
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.fiercewireless.com/wireless/comcast-expands-lorawan-based-iot-network-to-12-cities

来年からは、LoRaチップ開発元の米SEMTECH社が、LoRaWANを経由したGEOロケーションサービスを展開する予定です。いわゆる、この機能は、携帯キャリア業界でいえば、A-GPS(Access Point GPS) と同じです。



既にスエーデンの大学でも大規模LoRaWAN環境におけるTDoA(Time Difference of Arrival)の実証実験がおこなわれています。 今後は、衛星GPSからLoRaWANによるTDoAへ移行するサービスもIoTサービスとして開花すると期待しています。

*スエーデンの大学によるTDoAホワイトペーパー
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/TDOA_LoRa_Technology.pdf

*TDoA技術情報: Geolocation solution adds GPS-free tracking capability to LoRaWAN™ networks.
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://github.com/brocaar/loraserver/issues/93




◇The Things Network公式ガイドブック発売!

「The Things Network公式ガイドブック」を工学社様から発売していただくことになりました。 来年1月には書店で並ぶ予定です。お楽しみに!





以上




■The Things Network - LoRaWANをみんなでシェアして使う  新刊本好評発売中!


Johan Stokking (左 The Things Network TECH LEAD=CTO)とWienke Geizeman (右 The Things Network CEO)


*工学社新刊本リンク先
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/978-4-7775-2043-5


■LoRaWANサクセスキット

↓↓↓↓↓↓↓
http://www.ibeacondo.com/download/LoRaWAN_Success_Kit.pdf

LoRaWANサクセスキットの詳細は下記までお問い合わせください。
◆オープンウェーブお問い合わせページ
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.openwave.co.jp/inquiry/




◆詳細はこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsnetwork.org/country/japan/





Amazon社AWS部門ソリューションアーキテクト・ディレクターMatt YanchyshynによるThe Things NetworkのB2B版であるThe Things Industriesの現地取材によるユースケースレポートです。 


The Things Industriesサイトはこちらから....
↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.thethingsindustries.com




カレンダー
08 | 2018/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
プロフィール

吉田秀利

Author:吉田秀利
はじめまして!友人から教えてもらったオープンソースを仕事にいかしています。Tips&Tricksをご紹介します。

「世界最大LoRaWANコミュニティThe Things Network」

詳細はこちらから...

「The Things Network」

詳細はこちらから...

「LoRa導入ガイド」

詳細はこちらから...

「iBeaconアプリ開発ガイド」

詳細はこちらから...

crijapan

http://www.crijapan.jp

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
ネイティブスマホアプリが簡単にできる!
クラウドPBX Voipditto.com
オープンソース執筆本

 オープンソースツール執筆本: 

Trixbox実績ガイドブック